④年度計画を本気で作っていますか?

「もちろん来年の事は頭に入っているし、十分検討しているよ」
そうですよね。社長としては、あたりまえですよね。失礼致しました。
しかし、さらに突っ込んでお伺いします。
本気で、この本気が大切です。
本気とは、社長の頭の中の考えを外に出して表現する事です。
全社員に、分かりやすく伝え浸透させることです。

「社員に伝えたって、なかなか通じないよ。無理だよ」
それもそうですね。確かに社長と社員の経営に対する意識は大きく違うのは事実です。
しかし、昨今のコンプライアンスに代表される企業の問題を見ても分かりますように
はたして、社員が、本当に会社に対して後ろ向きだったりするのでしょうか。
一部には、あるかも知れません。しかし大部分の社員は、会社が真に良くなり、給料が上がり将来に希望が持てることを望んでいるのでは、ないでしょうか。

「年度計画は、作ったことはあるけど細かい数字は分からないから
ついつい、人任せにしていたよ」

数字について、特に説明を受けたことがなければ、当然ですよね。
私は、何のために経営計画を立て、どのように計画をしていくか、一つ一つ具体的に 説明させていただきます。

「年度計画を本気で作ると何がどう変わるの」
先を見通す事が出来、実績の確認を前年や前月のみの比較ではなく、年度計画との比較 ができて、御社の考えが経営にどう影響したかが毎月、毎年確認できます。
これは、御社にとって相当な財産となります。なぜなら御社は、世界で1つしかないからです。 他社の事例は、ある程度は当てはまっても、ぴったりとはならないからです。

ここで、年度計画を立てる上でのいくつかのポイントを紹介しましょう。
・年度計画は、あまり多くの種類の経営数字を押さえずその年に必要な2つ~3つを押さえる事
例えば借入額や定期積金をいくらからいくらにする。売上に対して利益を何%にする等です。

・月々必ずチェックする事。
いくら計画をしっかり立てても、その計画がどのように実現したか分からなければ、計画の意味 がなくなります。さらに、元々目標数字は、通常少々高めに設定します。実現には大きな努力が 必要となります。その実現には、社長がその計画を潜在意識まで落し込まなければいけません。
そのために、月々のチェックが必要となるのです。

・一度立てた年度計画は、簡単に軌道修正をしない事
少々難しい計画を立てるのですから、計画の実現は、困難ですが、それを乗り越える姿勢 が重要なのです。簡単に軌道修正していたのでは、いい方向に変化できません。